アミソーが製作した「排水口の蓋」　事例紹介

こんにちは。(株)アミソーの現場でNC・レーザー加工機の担当をしているスタッフの大塚泰仁です。今回は当社が、自社の排水口用に制作したマンホールの蓋について、ご紹介します。

「排水口の蓋」の基本情報

製品名　排水口の蓋

・寸法　直径320mm

・材質　ステンレス

・製作数　3個

「排水口の蓋」は、どのように製作を進めたのか。

当社の工場周りの排水口の蓋は、プラスティックでできたもので、その蓋には穴があいておらず、雨水を排水溝に流し込むようにはなっていませんでした。私は、雨のたびにマンホールの蓋が浮き上がり、周りに水たまりができる様子を見てきました。なんとなく見ていただけですが、でもずっと気になっていました。

そのうち、3つある排水口のうちの一つが、重くてサイズが合っていない既製品の蓋に取り換えられていました。それを見て、既製品にぴったりのものがないのなら、当社の機械と余った材料を使ってできるのではと思いつきました。

とはいえ、さほど重要ではないことをなかなか言い出しにくいものです。でも最近、会社で５S活動が本格化し、どんな些細なことも口にしてみることが大事かなと思うようになり、思い切って工場長に排水口の蓋のことを話しました。

工場長は自分の話をよく聞いてくれて、設計の担当者に図面を書いてもらい、レーザー加工機で作るよう指示を出し、あっという間に作ってしまいました。 そのスピード感はすごいなと思いました。

「排水口の蓋」製作での、こだわった点は

既製品の蓋が重かったことが何よりも気になり、何かあったときに簡単に持ち上がらないようではよくないと思いました。なので、丈夫で軽い素材、そして外に置くことからさびない素材ということで、ステンレスを使いました。

最初は、蓋が持ち上げやすいようにと、穴あけにも工夫しました。 でも、実際に置いてみると、当社は外構に砂利を敷いているので、穴が大きすぎて、砂利が落ちることに気が付きました。そこで、今度は会社の余っている網をはり、その問題を解決したのです

アミソーの社員の反応は?

今回のできごとは、最初の気づきを工場長に話しただけでできあがったことなので自分からみなさんにアピールしてはいませんが、気が付いた人に、「いいね」と言われた時はとてもうれしかったです。

私が思うアミソーの魅力とは?

排水口の蓋づくりで、私自身は、自分たちにできることを自分たちでやることの楽しさを味わいました。そして何よりも自分の話したことがあっという間に形になったことのスピード感がすごいなと思っています。当社にはいいと思ったことをどんどん形にする力あると思いました。

これからも、当社の機械、材料、技術を使って、何かできるものはないかを探して、チャレンジして、仕事の幅を広げていけるようになったらいいなと思っています。

そして、社内の課題解決のみならず、お客様の困りごとにもアイディアを出して、なんでも対応したいと思っています。

いかがでしたか?　少しでもアミソーの魅力が伝わったのなら、私としてもうれしい限りです。これからも変わらぬスタンスで、お客様から求められる製品づくりをしていきます。もし、この記事を読んでご興味を持たれたら、お気軽にお問い合わせください。