アミソーが製作した「塗装用吊り治具」事例紹介

こんにちは。アミソーの設計担当スタッフ、Bangです。今回は当社が製作した「塗装用吊り治具」について、特徴や設計時の工夫などを設計担当の視点からご紹介します。

◎用途    多数のワークを吊り下げて塗装するための治具

◎主な特徴 

 ・一つの曲げ部品に表裏両面からワークを取り付け可能

 ・多数のワークを効率よく塗装できる構造

・寸法    1813×480×44

・吊り下げフック  丸棒φ10と3.2t板曲げを溶接で取り付け

塗装用吊り治具は、お客様からご支給いただいたサンプルをもとに設計しました。採寸にはノギス、直尺、メジャーなど一般的な測定工具を使用しています。曲線形状が複雑な場合には、3D測定器を用いて正確に形状を取得します。

主要部品は板厚1.6t(1243×480×1.6t)の曲げ加工品で、左右に多数の穴が配置されています。ワークは表側と裏側の穴が対象になるよう設計されており、両側から取り付けられる仕様です

サンプル品

現行サンプルでは、ワークと治具が接触する部分があり、塗装仕上がりに影響する可能性がありました。そこで、お客様と協議のうえ、接触部の形状を鋸歯状(ギザギザ形状)に変更し、接触面積を最小限に抑える構造へ改良しました。

ギザギザのアップ

また、曲げ加工前にはSolidWorksで展開計算を行い、ブランク寸法を算出したうえで曲げ寸法を確定しています。

塗装用吊り治具は、左右端面を表側・裏側へ折り曲げるため、2回の曲げ加工を行います。曲げ後に前後の穴位置が正確に一致していなければ、ワークを両側から取り付けることができません。

そのため、曲げ角度の精度が非常に重要であり、穴位置の精度確保が大きな課題でした。試作段階では慎重に加工条件を調整し、問題なく仕上げることができました。

初回試作では特に問題は発生せず、設計変更の必要もありませんでした。今後は数台の量産をご依頼いただける予定で、量産につながることを期待しています。

アミソーでは、図面がなくてもサンプル品をご提供いただければ、採寸・設計・製作まで一貫対応が可能です。お客様のお困りごとには、設計担当が直接お客様と協議しながら改善に取り組みます。

お客様の現場の生産性向上に貢献できるよう、これからも求められる製品づくりを続けてまいります。この記事を読んでご興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

当社では、多様な用途での塗装用治具を製作しています。複雑形状に合わせた保持設計、治具跡を最小化する接触点設計、軽量化・強度の両立を考慮した設計など、お客様のワーク形状や塗装の方法に合わせてご提案いたします。

いかがでしたか? 少しでもアミソーの魅力が伝わったのなら、私としてもうれしい限りです。これからも変わらぬスタンスで、お客様から求められる製品づくりをしていきます。もし、この記事を読んでご興味を持たれたら、お気軽にお問い合わせください。

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