「電着塗装タレ受けカバー」のミニベンダー平板曲げ加工 

こんにちは。㈱アミソーの現場で製造準備担当をしているスタッフの富田です。今回は当社が製作した「電着塗装タレ受けカバー」のミニベンダーによる平板曲げの特長やこだわり等について、現場スタッフである私からご紹介します。

ミニベンダー平板曲げ「電着塗装タレ受けカバー」の基本情報 

製品名 電着塗装タレ受けカバー

用途 車を電着塗装後、水で洗い流しオーブン乾燥しますが、その際車内に残った水分を受けることに使用するタレ受けカバーです。

・寸法  420×110㎜

・納期  1か月

・材質  鉄(SS)

・受注数 R,L300個

依頼内容 平板の曲げにて精度を出し、強度、コンパクト化、溶接熱による歪みを減らすことを達成するよう求められました。

電着塗装タレ受けカバー」の、こだわった点、苦労した点とは?

当社では、これまで受注することを躊躇していた難易度の高いオーダーをやってみようという方向で動いています。今までの経験を活かしてやれるのではないかという判断です。また、新しいミニベンダーは、データの履歴が残ることや、微調整が可能になるなど、性能が良いので、挑戦してみるに至ったという経緯があります。実際に取り組んでみると思いのほか難しく、いろいろ工夫することが出てきました。また、当社も原価低減に取り組みたい思いもあり、工数を減らすことや部品数を減らすことも考えたいため、ますます難しくなります。

しかし、それらをクリアすると、技術の向上にもなります。平板での製作は、オーダーの中にある製品の精度や強度も増すことにもなるため、がんばりどころでした。

曲げの担当である私は、一人であれこれ考えても限界があるので、自分の考えを設計スタッフに話してみました。私は、日ごろから熟練者の経験と勘に頼っていたところをアミソーの普遍的な技術にしたい、そして、精度の高い製品を量産できる体制を作ることを目指したいと考えています。それには設計スタッフと技術スタッフの知恵を絞る話し合いが必要になりました。

そうして出来上がったのが、タレ受けの専用治具です。それは、「当て治具」と言い、角度(斜め曲げ)を付けて同一位置で曲げを付けることの難しさを簡単にしました。

「電着塗装タレ受けカバー」の平板曲げをどのように加工したか

使用した生設備 ミニベンダー(型式MBR-1540S)

加圧能力150KN(15ton)加工幅415㎜

今までのミニベンダーは、一つの曲げをまず全部済ませてから、次の曲げに移るやりかたしかできなかったのですが、新しいベンダーは一度にいくつもの曲げが可能になりました。

そこで「当て治具」をつくり、生産を始めることにしました。斜めに切った三角のものです。私のリクエストに対し、設計のBangさんが、CAD計算し、この当て治具を作ってくれました。「当て治具」は、平板を固定する型治具の横におきます。まるでパズルのようにピッタリはまり、きちんと角度を保証するのが写真を見ていただくとわかると思います。

私が思うアミソーの魅力とは? 

当社は、創業1883年と140年余りも継続しています。当初は網の加工を専門にしており、それ故に社名を「アミソー」というわけですが、日々世の中の変化にも柔軟に対応しながらここまでやってきました。 近年の主力は自動車生産ラインの塗装治具です。網製品を作り続ける伝統を継承しつつ、新しい分野も開拓していくことで長い歴史を作ってきました。これからも、ワンチームアミソーで総力を上げてお客様のさまざまなニーズに対応して、皆様方にもっと良いもの、愛される商品作りを続けたいと思います。

いかがでしたか? 少しでもアミソーの魅力が伝わったのなら、私としてもうれしい限りです。これからも変わらぬスタンスで、お客様から求められる製品づくりをしていきます。もし、この記事を読んでご興味を持たれたら、お気軽にお問い合わせください。

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